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コンサート・レポート

VOL.2

2008.7.12 

横浜美術館グランドギャラリーにて「YMAクラシックライブ」に出演させて頂きました。
                   

このコンサートは、「横浜音楽文化協会」と「横浜美術館」の共同開催で、美術館ロビーにて無料でお楽しみ頂ける
30分のコンサートです。
横浜美術館の展示開催期間中の毎週土曜日に行われています。

7月12日は、横浜32度!!の猛暑の中、関小百合・オン・ステージのライブが行われました。
プログラムは下記の通りです。

1.展覧会の絵より     『プロムナード』  ムソルグスキー作曲
2.ホルベアの時代より   『プレリュード』   グリーグ作曲
3.惑星より          『ジュピター』    ホルスト作曲
4.月の光                      ドビュッシー作曲
5.小犬のワルツ                  ショパン作曲
6.牛                         トヴェイト作曲
7.ペール・ギュント組曲より 『朝』       グリーグ作曲
8.ジムノペディ                   サティ作曲
9.ラ・カンパネラ       リスト作曲
                            以上

事前リハ無し、音出し一切禁止という、ちょっぴり厳しい条件ではありましたが、多くの方々にご来場頂き、応援頂き、
お陰様で大変楽しく演奏させて頂く事が出来ました。

この日はコンサートのすぐ後、タレントの「はな」さんの講演が同じ美術館の2階フロアで行われた為、
はなさんの講演にいらした多くの方々にもお聴き頂く事が出来ました。
プログラムも耳馴染んだ、親しみ易い名曲ばかりでしたので、お陰様で皆様にも楽しんで頂けたようです。

中でもグリーグの「ホルベアの時代」と、「ペール・ギュント組曲」はオーケストラでは有名だけれど、
生のピアノで聴くのは初めて!と喜びの声を多く頂きましたし、今年生誕100年を迎えた「誰も知らない曲」(^^;)
トヴェイトの「牛」は、エオリアンハープをイメージしたという爽やかなメロディが印象的だったらしく、
多くのご好評の声を頂き、逆に驚く程でした。

「ラ・カンパネラ」は誰もが知る、BUT!!ピアニスト泣かせの名曲。
難し過ぎる割に、コンサートプログラムには入れづらく、めったに生のコンサートで演奏される事が無いので、
生演奏でお聴き頂いたのは逆に珍しかったかもしれません。

この曲の時だけは、気付くと「シ〜ン・・・」とした空気を感じ (^^;)皆様には正に「息を呑んで」
(私も違った意味で息を呑んで・・・(^^ ;))お聴き頂く事が出来たようで、大変光栄でした。

いつも応援頂きご来場下さった方々、即答でお手伝い頂けた方、様々に手を差し伸べて下さった方々・・・。
素晴らしい多くの方々に恵まれ、助けて頂きながら、皆さんに育てて頂いている幸せをかみしめながら、
お陰様で大盛況で終了させて頂きました。
横浜音楽文化協会の、今回プロデュースをして下さった中村先生にも大変お世話になりましたが、
先生には、会場でのお客様の嬉しくも、有難い様々なお声もお聞かせ頂きました。
やはり生のカンパネラのご好評が圧倒的!色々な意味で「恐るべし!カンパネラ!」!!(笑)

ピアノ弾きは、いくら練習を積んだ所で、技術は上がってもそれ以上の事は掴めない・・・。
皆様に育てて頂いて、初めて本当の演奏家になれる・・・そして、コンサートは一人では決して成立しない・・・という事を、
最近心から実感し、感謝し、幸せをかみしめております。

美術館コンサートを盛況に終えた事が出来たのも一重に皆様のお陰です。
心からの感謝を込めて!!本当にありがとうございました。





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